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No.0201 カード名:三千院 ナギ/ツンデレお嬢様/女 パートナー:桂 ヒナギク/完璧超人/女 レベル:2/攻撃力:3000/防御力:4500 【ヒロイン】【お嬢様】「働いて返せ!!」(エントリースパーク) [自] あなたは自分の手札の♂を1枚まで選び、自分の空いているベンチに置く。 レアリティ:R 作品名:週刊少年サンデー「ハヤテのごとく!」
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登録日:2015/12/16 (水) 01 05 15 更新日:2024/03/13 Wed 09 26 27NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ゆ~たい☆りだつっ!! どこでも だれでも ヤりほうだい!! エロゲー エロ同人ゲーム ゲーム スレイブニール 同人 幽体離脱 憑依 ゆ~たい☆りだつっ!! どこでも だれでも ヤりほうだい!! とは、同人サークルスレイブニールより発売中の18禁同人ゲーム。 ジャンルは「透明人間系なんでも有り有りセックスADV」。 原画はちょびぺろ、シナリオは和泉万夜。 解説 『姿を見せずに女の子に悪戯する』という典型的な妄想を形にしたADVゲーム。 幽体離脱の力を得て、事実上の透明人間となれるようになった主人公が美少女達に悪戯や性交渉を行っていく。 プールや銭湯での性行為や羞恥プレイなど、シチュエーションもそこそこ用意されている。 ADVなので簡単な選択肢が用意されており、その選択次第でルートが変わることもある。 現在はDL版とパッケージ版が販売されており、体験版も存在する。 DL版は、DMMやDLsiteなどのダウンロードショップで配信中。 パッケージ版も販売されているが、とらのあなでは特典小冊子付き版も発売中(値段はプラス)。 登場人物(ネタバレ注意!!) ◇相田 俊雄 本作品の主人公。 いつもエロに関わる妄想をしており、いずみを初めとする女性に悪戯するシチュエーションを研究している。 時にはその妄想を口に出してしまう癖があり、そのせいでクラスメートの女子にはモテない。 このように女子には嫌われている節があるが、一応男子とは普通の関係を築いている。 クラスメートで自分にも話しかけてくれる美少女のいずみは憧れの対象。 学校では漫画研究部の部長を務めている。 部活の後輩であり、オタサーの姫と化している優愛がサークルクラッシャーになることを警戒しているが、 部活内での人気や立場は優愛の方が上になっているため、軽く注意することしかできていない。 ある日、部活の買い出しから戻る最中に急ごうとした結果、車に跳ねられて入院する。 その事故がきっかけで、妄想力が具現化し幽体離脱の能力を得る。 この幽体離脱の能力は透明人間のような効果を得られ、望んだものをすり抜けることが可能。 開花したばかりの能力のため、この能力は進化していく(作中では憑依や分裂へと進化させた)。 スケベで妄想が激しいこと以外は普通の少年であり、倫理観も持っている。 しかし、年頃の少年のために旺盛な性欲の前ではそれも吹き飛んでしまうようだ。 …性欲に負けて他人の人生を壊す寸前に持ち込んでいる時点で、倫理観があると言えるのだろうか……? ◇七尾 いずみ CV.木多野あり 本作品のメインヒロインの一人。 美しい容姿や性格の良さから学園では男子No1の人気を持つ。 主人公である俊雄にも気軽に話しかけてくれることもあり、俊雄の憧れの人だった。 俊雄の妄想内ではよく性欲処理の担当になっている。 性知識は他に比べて疎いため、自分でも気が付いていないが非常に感じやすい体質。 しかも、恥ずかしい状況に置かれるとその敏感さがさらに増す。 また、イメージに反して家の中では結構だらしない姿で過ごしているようだ。 俊雄が能力を得た後には、性的な悪戯を行うターゲットとなる。 俊雄によって授業中や電車内などの様々な場所で犯されたり、体を憑依され勝手にオナニーさせられたりした。 そのような体験を繰り返すうちに、透明人間の存在を確信するようになる。 しかし、犯されていくたびに上記の体質が原因で体が疼くようになってしまった。 いずみルート やがて憑依を利用した俊雄に体育館倉庫で目隠しされた状態で犯されるが、犯罪行為だと感じ始めたことや 優しくしてくれたいずみの処女を奪った事などに罪悪感を感じた俊雄は、目隠しを外して謝罪しようとする。 ところが、いずみは度重なる性行為で体が快楽を求めていたこともあって、俊雄を受け入れたのだった。 その後は普通に性行為を行う関係となり、セックスフレンドとなった。 afterルートではチンポ奴隷となった。 ◇吉原 優愛 CV.卸苑生メイ 本作のもう一人のメインヒロイン。 俊雄の部活の後輩であり、容姿も優れていることからオタサーの姫となっている。 一見すると保護欲が湧く振る舞いをしているが、実際は猫を被っている自分本位な性格。 彼女が自分勝手な性格であることは俊雄しか見抜いていない。 そしてちやほやされるために、部員には思わせぶりな態度を連発する。 自分を崇拝している部員達と付き合う気はさらさらないのだが、部員は手のひらで転がされている。 俊雄は優愛をサークルクラッシャーとして警戒しており、実際に彼女がきっかけで部活を辞める部員も出ている。 しかし、部員人気は彼女の方が高いため、俊雄は表立って注意することが出来ていない。 そのため、妄想の中で彼女を性的に懲らしめることで俊雄は鬱憤を晴らしていた。 俊雄が幽体離脱を取得した後には、いずみと同様にターゲットとなる。 部室やオフ会、同人即売会でのコスプレ撮影など様々な状況で犯されてしまう。 日頃の恨みがあるためか、廊下を裸で歩かせられる羞恥プレイをされたり(当然そこで犯され、放尿もした) コスプレ撮影時は犯されたことが原因で、他のカメコにも体に射精された挙句、ネットではその時の事が騒ぎと なって写真が流出するなど、かなり悲惨な状況になっている。 だが悪運はかなり強く、廊下を裸で走ったことやコスプレ時の騒ぎはバレてはいない。 コスプレの騒ぎなどは普通に人生終了レベルの出来事なのだが、メイクが濃かったため個人の特定までには至らなかったようだ。 結愛ルート 上述のような状況で犯されたのにもかかわらず、優愛の体は徐々に快感を覚えるようになる。 そこを俊雄に狙われ、彼に正体を明かされた後に快楽堕ちしてチンポ奴隷となった。 その後は人目の付かない場所で性行為をしまくり、優愛自身から求めてくるようになった。 快楽を求めた結果、大声で卑屈な台詞を復唱するなどの姿は、俊雄から頭が狂ったと評された。 奴隷化後は部活でも他の部員に節度を弁えて接するようになった。 (それは体にバイブを仕込まれ、勘違いする態度を取った場合は振動させられるため) その結果、部活は本来の姿を取り戻すことに成功したようだ。 afterルートではチンポ奴隷となった。 ◇石田 侑子 CV.八幡七味 俊雄が事故に会って入院した病院に勤める看護婦。 看護師の中でもとびっきり美人とのことで、俊雄の妄想の対象になっていた。 ある日、侑子がゴミの片づけをしている隣で俊雄が彼女を犯す妄想を実行。 すると、彼女は幽体離脱状態の俊雄との性行為に入ってしまい大きく困惑する。 しかし、俊雄は自分がそんな状態に入っているとも知らずに妄想を続行したため、 侑子は大きな快感に溺れながら膣内に射精されてしまう。 その後、俊雄は粘液まみれで自分に倒れこむ侑子の姿を見て混乱するが、この事実によって俊雄は自身の能力に気が付き始めた。 結果的に俊雄が初めて能力で犯した相手であり、初めての性行為の相手ともなった。 俊雄が彼女を犯したのは前述のとおり事故に近く、侑子に関しては完全に俊雄が悪いとも言い難い。 退院の日には、自分が乱れている姿を見られたことから、恥ずかしそうにしながら俊雄に謝罪した。 だが、部屋を出る際の俊雄との会話では再び同じ体験をしたいかもと漏らすなど、どこかぎこちない様子だった。 その時の侑子の様子を見て俊雄は、幽体離脱の状態でも声はごまかせないことから自分が犯したことに気が付いているのではないかという不安を感じた。 afterルートでは未登場。 ◇村岡 夏帆 CV.百乃結那 女子大学生であり、バレーボール部に所属している。 練習試合で敗北した後に、部活の仲間たちと一緒に銭湯に入浴しに来ていた。 容姿は豊満な胸を持つ美女で、俊雄の好みにドンピシャだったために本命中の本命扱いされる。 透明人間の俊雄に写真を撮ったとの嘘で脅され、乳首を吸われるなど悪戯をされる。 最初こそ抵抗感を示していたが、膣を突かれながら快感を感じさせられると同時に、幽体離脱状態の俊雄の存在にも気が付き始める。 そして、周りが見ている銭湯内で卑屈な台詞を大声で叫ぶ要求に応じてしまう。 やがて膣内に射精されてしまい、困惑と共に完全に快楽状態に入っていた。 俊雄は見えずとも、誰かに犯された姿を銭湯で晒すことになってしまった。 彼好みの容姿だったのにもかかわらず、afterルートでは侑子同様に何故か未登場。 ◇谷野 静莉 CV.義仲愛 俊雄の入院した病院の近くの学園の生徒。 綺麗な黒髪とスレンダーな体型の持ち主だが、胸は貧乳。 俊雄はかなりプライドが高い性格なのではないかと推察していた。 しかし、おとなしい口調やクラスメートを守るために俊雄に従うなど、心優しい性格であることが読み取れる。 俊雄からセックスという単語を聞いても、イマイチ意味が分かっていない様子も見られる。 俊雄が学園のプールに侵入した際に、泳げないため一人隅っこでバタ足の練習をしていた。 そこを俊雄に狙われ、性的な悪戯を受けてしまう。 幽体離脱状態の俊雄によって彼女は『プールに潜む悪魔』という嘘を信じ込み、プールから上がれなくなってしまい、 クラスメートの身を脅しの材料に使われ、俊雄との『周りに不自然な様子がばれないか』というゲームをやらされる。 やがて彼の手で性的快感に溺れ、卑屈な台詞を大声で言わされるなどの辱めを受ける。 さすがに大声に不自然さを抱いたクラスメートが様子を見に来たが、隔離状態だったことなどが幸いして 完全に台詞は聞き取られず、不自然な様子も何とかごまかした。 最終的には膣内に射精されてしまうが、一応俊雄とのゲームには勝ったと言えるだろう。 俊雄との性行為を終えた後は気が緩んだのか、全身から力を抜いてプールに沈みそうな様子になっていた。 さらなるネタバレ afterルートでは俊雄のハーレム要員として登場。 俊雄のハーレム要員の中では一番性的な知識を持っていなかったようだが、今では大人びたらしい。 性知識に疎いことから俊雄好みに開発され、彼の事を『お兄ちゃん』と呼んでいる。 そしてかつての面影は無く、すっかり性依存症と化した。 ◇立花 理香子 CV.橘美月 俊雄の通う学園の女教師。 学校では数学を担当しており、堅物な性格でもある。彼氏もいなかったらしい。 容姿は美人だが、その性格や過去に何度もゲーム機を没収された因縁から俊雄は理香子を苦手としている。 ある日、手荷物検査でゲーム機を俊雄から取り上げるが、幽体離脱を取得した彼に仕返しを企まれる。 そして授業の時間、教卓に大人のオモチャを隠しながら仕返しが開始される。 スカートとパンティを下ろされ(幸運にもこれは教卓の陰で隠された)、バイブを突っ込まれる。 やがて俊雄によってアナルなどを散々にいじられ、教室という事も忘れ絶頂状態に。 俊雄は理香子に謝罪の言葉を述べさせながら、腸内に射精した。 生徒達も彼女の不自然な振る舞いに違和感を抱き、やがて引いた目で彼女を眺めていた。 性行為を終えた後に、理香子は自習を言い渡して教室を出ていった。 しかし、豹変した理香子の姿は話題となり、何人かの男子生徒のオカズの対象となった。 さらなるネタバレ afterルートではハーレム要員として登場。 学校で授業中に犯され、授業を放置した結果学校側に酷く叱られた。 生徒の間でも自慰をする教師として話題になり、職を追われかねない寸前にまでなったらしい。 そこで俊雄と交渉を行い、性的仕返しをほどほどにする代わりに体で奉仕するようになった。 だが、今では俊雄のペニスが無ければ生きていけなくなったようだ。 ◇島藤 優花 CV.卸苑生メイ 俊雄が大好きなアイドルの女性。 アイドルグループ『yu-ca』に所属しており、グループのライブチケットは販売開始後数分で売り切れる人気。 俊雄が言うには、メンバーの中でも特に可愛らしく歌も上手いらしい。 かなりの爆乳であり、漫画雑誌の巻頭カラーページを埋めることも多い。 その爆乳はインターネットでは偽物と呼ぶ声も多いらしいが、触った俊雄が言うには本物とのこと。 性格も生真面目であり、突然の性的快感にある程度は耐えるほどのプロ根性もある。 そんな俊雄は、インターネットオークションで大金を払ってyu-caのライブチケットを手にする。 そして純粋にファンとしてライブを楽しむと同時に、優花と性行為をすることを企む。 会場に向かった彼はライブをしばらく楽しんだ後に、彼女へと悪戯をするために動いた。 最初の俊雄の軽い悪戯による違和感を感じていたが、プロ根性でそれを凌ぐ。 やがて性的快感に耐えきれなくなるが、それでも一曲歌うまでは耐えきった。 しかし、歌が終わって照明が暗くなったところで気が緩み、一気に甘い声を響かせてしまう。 他のメンバーが動揺を抱く中、二曲目が始まるが俊雄は性交渉を行う。 突然の快感に自己嫌悪を抱きながら、涙目の状態となってしまった。 やがて完全に快感に耐えきれなくなり、甘い声を響かせながら歌も歌えない状態に。 膣内射精の瞬間には、歌を完全に掻き消すほどの大声を出してしまう。 会場が困惑状態に陥る中でも、彼女は性的快感の余韻に浸ってしまい状況が把握できていなかった。 その後、体調不良として舞台裏に下がる。 だが、ファンからの疑念は消えず、性的快感を感じていたのではという疑念も現れ、会場は騒然とし始める。 そんな中、彼女は無理しながらもステージに戻っていき、その後は普通にライブを進行させた。 その根性には、優花のアイドル人生を終わらせる覚悟で犯していた俊雄も大きく驚いていた。 さらなるネタバレ afterルートではハーレム要員の一人として登場。 定期的に俊雄によって犯された結果、拒めない快楽を受け入れて俊雄専用のチンポアイドルになった。 一応、アイドル活動は継続できており、未だにファンも多くいる模様。 しかし、歌を歌うためのマイクよりも俊雄のペニスの方が好きになってしまった。 ◇夏帆の部活仲間 夏帆と一緒に銭湯にやってきたバレーボール部の仲間達。 俊雄曰く、どの女の子もスタイルが良いらしい。 モブキャラであるため、どの女の子も名前が付けられていない。 テキストでは『女の子A』『女の子B』『女の子C』と表示されている(以下アルファベットで記載)。 Aは最初に手を付けられ、透明状態の俊雄に後ろから胸を揉まれてしまい、異変を感じる。 BはそんなAの様子に違和感を抱いていたが、そんな彼女も俊雄にキスされてしまう。 Cはシャワーを浴びていたが、俊雄に後ろから胸と陰部をいじられる。 そして俊雄の『秘密をばらす』という出鱈目な嘘に脅されてしまう。 俊雄の出鱈目にも素直に応じたことから、余程ばらされたくない嘘があるのかと推測された。 シャワーで声が掻き消せるためか、最終的には体の快楽を受け入れてしまった。 その後の彼女たちの描写は無いが、俊雄が夏帆と性行為を終えた後に彼女達以外の女の子も悪戯をされたようだ。 ◇亜矢 いずみと一緒に海に遊びにきたクラスメートの女子。 その際に俊雄が更衣室を覗いた所、ペニスバンドなどを所持していることが判明する。 実は彼女はいずみに本気で好意を抱いているレズであり、その事実には俊雄も困惑していた。 彼女はおどけた様子でいずみの胸を揉むなどのスキンシップを見せるが、今までもこうして絡んでいた様子。 だが、このスキンシップも実際に亜矢からしてみればレズ的な意図が強かったようだ。 ペニスバンドを持ってきているなど、本当の関係にまで持ち込もうとしていた模様。 最初俊雄は二人の絡みを眺めていたが、いずみが俊雄との性行為で感じやすくなっていたことが原因で、 亜矢の思惑通りに進みそうな雰囲気になってしまう。 面白く感じなかった俊雄は亜矢に憑依し、そのまま性的に遊んでペニスバンドで疑似的な性交渉を行った。 行為を終えたのち、レズの亜矢を近くにいさせるわけにはいかないと考えた俊雄は、 彼女に憑依したまま道具をまとめて帰宅させることにする。 そして俊雄はいずみに彼女の事を忠告した。 いずみも最初はその事実を信じなかったようだが、ペニスバンドの存在によって忠告を受け入れた。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] しかし他のエロゲーにもちょくちょく言える事だが、こう脳が溶けたようなタイトルとシナリオの発想は何処から出てくるんだ -- 名無しさん (2015-12-16 01 15 48) ギリシャ神話「だよなぁ」源氏物語「んだんだ」 -- 名無しさん (2015-12-16 02 26 11) ↑2と思うだろ?。でも、透明人間になってHなことするって作品って以外と多いのよ。oh!透明人間とか。憑依にもTSFってジャンルに憑依ってのがある。エロの闇は深い… -- 名無しさん (2015-12-16 02 33 01) ↑2 ヘラさんと六条御息所を呼びに行ってくる。それまで誰か捕まえといて。 -- 名無しさん (2015-12-16 15 32 45) やたらくわしく書かれてるなぁ -- 名無しさん (2015-12-17 20 28 00) 読みながらすごい嫌悪感感じたけど、立花さんって人の唐突な「腸内」で吹いてしまった。…誤植…だよね? -- 名無しさん (2015-12-18 21 36 48) ⬆よく読みなおしたら誤植じゃなかったわ、すんません -- 名無しさん (2015-12-18 21 38 22) 名前 コメント
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一人のダメ探偵と、一人の拾われ少女 御麓知史(ミロク)× 京堂斧(ヨキ) 20~ 14歳 ギンコ(蟲師)の本名→ヨキ! 木の生育をつかさどる地・水・陽・風を表しこれを四つの気「ヨキ」と言う説。 木の根元に斧を立て地水陽風に敬意を表し、山ノ神にお神酒を捧げ、木の生命を絶つことへのお伺いをたてていた。 木元知樹……ヨキのいじられ役(木の元を刈る斧) インターネット・携帯(SNS) 金縛り・幽体離脱 【登場人物】 御麓智史(ミロク) 冴えない探偵事務所の主。要領が悪いダメ探偵。前の助手がいたころは、調査の段取りなど全てを任せっきりだった。 京堂斧(ヨキ) 男の子みたいな言葉を使うボーイッシュな女の子。強大な敵に追われ、命からがら逃げてきた。ある大雨の日、事務所の前で倒れているところをミロクに拾われる。 【舞台】 【あらすじ】 ある大雨の日。ミロクは事務所の前に倒れていた少女を拾う。 _____ 「僕の名前は御麓知史。名字はおんふもとと書くんだけど、いつもミロクと呼ばれるんだ。確かにそう読めるけどね」 「あたしは京堂斧。ヨキだからな。オノって呼んだら首根っこ刈るからな」 「了承したよ。よろしく、ヨキ君」 「くっ君ってなんだ君って。あたしは女だぞっ!」 「あー、助手に対する呼称として使ったつもりなんだが……気に入らないかい?」 「あたしを呼ぶ時はさん付けか、あなたの方が年上だしヨキって呼び捨て、どっちかにして欲しいんだけど」 「敬称はさして意味を為さない感じだね、それ……」 「とーにーかーくー、男みたいな呼び方はやめてほしいんだよっ!」 「了承したよ。じゃあ、ヨキ、と呼ばせてもらおう。」 「しかし、君の言動はいつも男の子らしい振る舞いに見えるからね。というより姿形も実にボーイッシュだ。そのうえ胸も――」 ドゴォッ。 「ぐっ……いつもながら力強いパンチだ……」」 「裁縫針で口を縫い合わされれば文句は言えないよなぁっ!?」 ______________________________________________ キャラクター ルキヨ コンビニでバイトする高校生(♀)。夜勤(年齢詐称)。 アキル ルキヨの同級生(♂)。金欠。たまに店に来る。 店長 常連客たち 酔っぱらいで家族(妄想)に疎まれ課長さん。 小太りのドM半露出狂男(シャツから透ける乳首的な意味で)。 転職したがりOL(栄養ドリンクマイスター)。反抗期夜遊びJK(実は真面目)。 超絶バカップル()。 純真な青年(ルキヨを片思い)。 舞台 コンビニ……立地が悪いため、常連客くらいしか来ない。溜まり場になっている。 ストーリー 人気のない寂れたコンビニで繰り広げる、ある女子高生店員と奇妙な常連客たちとの物語。 「る~らるぅる~ら~ららる~るぅ~っっっとぉ」 一つ揚げては客のため、一つ揚げては客のため、一つ揚げては自分の分 ______________________________________________ 幽体離脱 幻が見える(本当は主人公の想像力で作り出されたもの。想像しなければ幻は消える。) 想像次第では、世界を自由に作り替えることができる。 鏡の中の虚像(相手もそう思っているかも?) 男子高校生 少女(謎の少女の正体とは?) (この前に日常パートで状況説明するべき?) 休み時間のチャイムで目覚める。白紙でくしゃくしゃになっているノートのページが見える。 友達に話しかける。しかし会話に脈絡がない。疑問を覚えるが、特に気にせず次の体育へ。 廊下でみかける知人の様子が皆おかしい(いじめっ子♀が泣いている、片思いの女の子がやたらくっついてくる、いつもは怖い先生が優しい……など。)(主人公の無意識の願望が表れているため。)(あまり変化がない人もいる、国木田みたいな飄々としたキャラ) 体育の授業で、驚異的な足の速さを見せる(普段はかなり遅い。)。なのに周りの連中は、それがさも当たり前のようなリアクションをとる。疑問がさらに深まる(夢ではないか?と思い始める)。 帰宅したあとも異変は続く。 次の日に突然転校生が現れる(謎の少女、白いワンピース姿なのに誰も気にしない)。そして俺にこの世界の真相を打ち明ける……。「ここは、あなたの夢の中よ。厳密には「幽体離脱空間」と言った方がいいわね」
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597.1-30~ 間違ってツンデレのおやつを食べてしまったらシリーズ 597.1-36(597-77の続き) 597.1-46 597.1-54 597.1-63 597.1-135(男ツンデレ)
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ルーディオ 「いらっしゃい、今日はどんな髪型にする?」 「あまり暴れられると困るなぁ。…こうでもしないと大人しくならないでしょ?」 「アガスティーア?あぁ、あの赤い…彼のこと知ってるの?彼、何者?」 「はい、目を開けて。…どう?すごく似合ってる。綺麗だよ。」 「いたたた、体を傷つけないでもらえない?魂になれば痛み感じないけど見てて痛いよ。」 【名前】ルーディオ 【性別】男 【髪の色】こげ茶色 【瞳の色】赤色 【年齢】19歳 【誕生日】?月?日 【血液型】?型 【身長】176cm 【一人称】僕 【二人称】君 【元】ネオピグミー 【容姿】 ふわふわのミディアムショートに暗い赤目の青年。 髪の毛はこげ茶色で、毛先の方が濃い。 美容師のようなスタイルで腕まくりをしている。 ハットをかぶっていることが多い。 シルバーの指輪をいくつかはめている。 【性格・その他】 ヘアサロンを経営している青年。腕は確か。 いつもコロンのいい匂いを漂わせている。 もう死んでいるゾンビリヴリー。 フレンドリーで誰とでも友好的に接するが、少し嫉妬深い。 気に入らない相手にはハサミを喉元につきつける一面も。 シルバーのグッズが好きで色々と身に着けている。 ゾンビの肉体なので老いがない。 普通のリヴリーと時間の感覚が違うことに少し寂しさを持つ。 いつからゾンビになったか、または元からゾンビだったかは不明。 一番古い記憶はアガスティーアがこちらを見ている記憶。 老いを欲し、普通に暮らしたいと願う。 その為に鍵であるアガスティーアを殺そうと考えている。 他のモンスやリヴを喰らうこともある。 主食ではないので、食事は普通のものをとる。 食べなくても死にはしないが、空腹は感じる。 能力は幽体離脱。自分の肉体を自由に離れられる。 ただし離れている間は無防備なので危険。 だが体は回復能力に長けていて、深手を負っても治るのでいつも適当に放置。 幽体の間は物や人に触れられないので、何かを観察する際などに使う。 ぬいぐるみや人形などに入れば触れることは可能。 話すことは幽体でもできるが、怖がられることが多い。 他人の魂を強制的に幽体離脱状態にすることもできる。 だが、他人の魂には制限時間がありそのまま放置し続ければ肉体が死ぬ。 【好き嫌い】 好き⇒人の髪をいじること 嫌い⇒聖水 【関係】 ~自分が元の身体に戻る為の鍵~ アガスティーア ロレーナちゃん (ぽて宅) 「綺麗な髪の子だよ。大人しく、そして脅威的でもある。大事なお客様だ。」
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679 :二重人格ツンデレ:2007/01/28(日) 20 41 11 ID 0Mw94D8o 「尊、おはよう」 「ん、なんじゃお主か…」 「あれ、今日の朝は纏なの?」 「なんじゃ、何か文句でもあるのか?」 「そうじゃないけど…珍しいなって」 「ふん」 「じゃあ一緒に帰ろうか」 「うむ」 「ところでさ、纏…今度の日曜日暇?」 「ん、特に用事は無かったと思うが」 「そっか…じゃあさ、一緒に映画見に行かない?」 「!?!?!?!?」 「も、もちろん嫌ならいいんだけど…」 「ま、まあ、妾だけで決めるわけにはいかんからのう…み、尊と今晩相談しておこう」 「わかった。じゃあ決まったら連絡してね」 「う、うむ」 その夜 (行くのは私だ!貴様は既に今日アイツと一日中過ごしただろう!だから私が行く!) (いいや、約束されたのは妾じゃ!じゃから妾が行く!) (主人格は私だ!言う事を聞け!) (煩い!だいたい何故あやつと出かけるときはいつもお主が行くのじゃ!おかしいじゃろうが!) (喧しい、この若年寄!) (なんじゃと、この男女!) その後3時間に亘る口論の末1時間おきに交代ということにまとまったそうな。
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617.5-24 617.5-81 617.5-90 617.5-95 617.5-104 617.5-112 617.5-127 泥酔した男と新妻みこちん 617.5-168 ツンデレ先輩VSデレデレ小学生(シリーズ完結) 617.5-224 ツンデレに夏休みなのにどこにも行かないの?って聞いたら 617.5-322 617.5-324 617.5-368 617.5-521 617.5-533 617.5-549 和嬢様
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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/記憶鮮明! 「先生ここは御坂妹の?」 上条が連れて行かれた場所、そこは妹達の調整室だった。上条自身一度訪ねたことも有り中には培養漕が置いてあることを知っている。 「良いかね?」 それには答えずカエル顔の医者は声をかけると入り口を開く。 室内灯は点いておらず計器類の灯りだけが灯っている。 カエル顔の医者が室内に入って行くと上条、インデックスがそれに続く、一番後ろの美琴?が室内に入るとドアを閉めた。 薄明かりのなか真ん中に鎮座しているのは培養漕。しかし、以前に見たのとは違う、フォルムは全く一緒なのだが前は中が見えた、今は覆いが取り付けられ中が見えない。 「御坂美琴君はこの中にいる」 カエル顔の医者は培養漕を見上げ言った。 「御坂がこの中に?」 「何分酷い状態だったのでね、見られたくは無いかと思い覆いをつけさせてもらった」 後ろ、入り口のあたりで人の気配がする。 「こうして妹達の培養漕を利用させて貰って一命は取り留めることはできたんだがね」 「じゃあ御坂は生きては」 「いるんだよ、ただ意識が回復するかは分からない」 「そんな……先生、何とかならないんですか!」 「問題は『御坂美琴』君の意識がこの御坂君に戻るかなんだね」 「えっ」 「あー!」 「な、何だインデックス?」 「もしかして幽体離脱かも!」 と上条が訳も分からずにいるとインデックスが叫んだ。 「ゆ、幽体離脱?」 「それで説明つくかも、幽体離脱した短髪がクールビューティーに憑依してるんだよ!」 「え、えー?」 「こらこら、そこで納得しない」 美琴?が後ろから口を挟む。 「納得してるわけじゃねーって」 上条が振り返りながら言うと 「非科学的な」 「科学的に考えなさいよ、科学的に」 「お化けみたいに言わないでよね」 「そうよ、憑依されたなんてまるで悪霊じゃない」 最初の一人の他にこの病院に預けられている三人の妹達がいた。 「えっ」 「えってナニよ、えって」 「そりゃ驚くわよ」 「あー、まあそうね」 「私達だって驚いたんだから」 妹達がいたから驚いたわけじゃない。その口調、平坦だった口調にアクセントがつき短い言葉にも感情が見える。ただ立ってるにしても腰に手をやり、腕を組み足を揃えているでもない。 醸し出される気配、雰囲気が妹達ではない。御坂美琴がそこに四人居るかのようであった。 「ど、どうなってんですかっ!?」 上条は気がつけば四人を指差し固まり、ギギギッと音が鳴りそうな感じで首を回してカエル顔の医者に説明を求める。 「ふぅ」 「ふぅ、じゃなくて先生っ!」 「まあ慌てないでくれないかな」 「慌てますよ!どう見たって演技してるわけじゃ無いんでしょっ!」 「僕の方でも仮説しかまだ立てて無いんだね……うーん幽体離脱に憑依というのかな、表現としては近いかもしれないね」 「ほら、とうま私の考えがあってるんだよ!」 「それに科学的解釈をするとだね」 「はい」 「濃淡コンピューターというのは知ってるかい?」 「濃淡コンピューターって、あれ?……あれか」 上条はゾワッと悪寒を感じた。理解はできなくても話しの行き先が読めてくる。 「次世代型と言われる量子コンピューターにDNAコンピューターのそのまた次世代コンピューターと言われてるね、対象としてはAIM拡散力場、果ては大気を媒体にする理論だね」 「まさか御坂の意識はそこに?」 「そうだね、意識と呼べるモノかどうかは分からないが」 「そこからがまたややこしいのよ」 「ややこしい?」 「意識がそこで覚醒しているなら御坂美琴はAIM思考体になるのよ」 「ちょっと待て!それじゃお前らは何なんだ!御坂の意識が憑依してるんじゃないのか」 「アンタにしては良いところに気がつくわね」 「ちょっと驚き」 「でも私達だって正確なことはわかってないし」 「懇切丁寧に説明しても問題点を把握しきれないでしょうけど」 「あー、いっぺんにしゃべんな」 「ごめんごめん、じゃあ私が代表して」 「ダメ」 「やっぱり10032号だわ」 「抜け駆けは許さないわよ」 「ナンなんだ一体?」 困惑するばかりの上条。 「とりあえずかわりばんこ、順番に」 「そうね」 「むぅ」 「全員がミサカミコトなんだから」 「全員がミサカミコト?」 そこで上条は気づいた。美琴を示す御坂美琴と自らを示すミサカミコトのイントネーションが違うことに。 「そう」 「妹達全員がね」 「話しを元に戻すと『御坂美琴』の意識はAIM拡散力場を媒体とした濃淡コンピューターに移行していると仮説を立ててるわ」 「ただし、その意識は眠ったまま」 「AIM思考体として覚醒することなく『御坂美琴』のあらゆるデータ、データ化することが不可能なはずの感情や人格までもが残されてる、濃淡コンピューターに」 「そしてミサカネットワークもAIM拡散力場を媒体にしている」 「オリジナルである『御坂美琴』と当然、親和性は高い」 「恐らく、無意識下に」 「ミサカネットワークに『御坂美琴』の人格、記憶そして『自分だけの現実 パーソナルリアリティ 』といった全てが出力されているの」 「私達は出力先と言った方が正しいのかな?」 「妹達は感情面などが未だに未発達、そこへ『御坂美琴』の記憶、人格、『自分だけの現実 パーソナルリアリティ 』が出力されてしまえば」 「どうなるかしら?」 「ただのクローン、肉体だけが再現された複製じゃなく人格、記憶までが再現されたコピー人間の出来上がり」 「なんと言っても遺伝子レベルで一緒だもんね」 「今の私達は『御坂美琴』の全てを引き継いだ状態、『御坂美琴』であると言える」 「それだけじゃなく、今は『自分だけの現実 パーソナルリアリティ 』の強度の所為か『御坂美琴』としてのアイデンティティが表層にでてるけど」 「同時に妹達としてのこれまでも消された訳じゃないから、妹達のアイデンティティも在るのよ」 「それぞれの個体で差異、変質はあるにしてもね」 「だから今の私達は『御坂美琴』と妹達が同居したミサカミコトと定義しているの」 「ミサカミコトが御坂美琴か妹達のどちらと尋ねられても私達には両方のアイデンティティが邪魔して答えようがないのよ」 「えーと、じゃあ自分を『御坂美琴』そのものと認識しながら妹達であるとも認識してるのか?」 「そーゆーことね」 「でも御坂美琴としてはこうも考えている。妹達もアイデンティティを持った存在、一つの人格。私達が『御坂美琴』であるのは間違ってる」 「妹達は妹達個々で自己を確立して欲しい、今の在り方はおかしい」 「『御坂美琴』によって人格が形成されるのでは無く、個々の経験に基づいて一人の人間として成長すべきだと」 「そう私達は思ってるのよ」 上条はそれが理解できた。 上条には記憶喪失、いや記憶が破壊された経験がある。それ以前の上条当麻と今の上条当麻の在り方に悩んだ経験がある。 人伝に聞く前の自分との乖離。しかしインデックスの前では前の自分であろうとした。 上条は自分でありながら他者の目に映る自分ではない何かになろうとしていた。今の自分を肯定するために以前の自分を重ね合わそうとした。そこに違和感があった。 インデックスに記憶喪失の事を告白した後はそうせずとも今の自分を肯定している上条当麻がいる。 「自分が自分であるためにか」 「それが『御坂美琴』の願いよ」 「それとこの状態が知れたら大変なことになるわ」 「?」 「レベル5が9971人」 「…………………………………冗談だよな?」 「冗談だったら良かったけど」 「私達は『御坂美琴』の『自分だけの現実 パーソナルリアリティ 』を利用できるもの」 ミサカミコトが『御坂美琴』の噴出点となり得るなら 上条は博覧百科での一方通行までも再現したサイボーグとの対決を思い出す。 ゾッとした。 レベル5が9971人いることにではない。 学園都市の得失を考えると御坂美琴を回復させることは不利益となる。一人のレベル5より9971人のレベル5。考えるまでもなく美琴を回復させることを望まないだろう。 知られてはならない。 「現状、この病院と例外を除いたミサカミコトには妹達のフリをして貰ってるわ」 妹達が妹達のフリをしなければならないというのはおかしな話しであるが仕方無い。 「それでこれからどーすんだ?御坂を回復させる手段はあるのか?」 まずは 「医学的に身体は回復させられる。けどね昏睡状態の患者が覚醒するのを待つしかないのと同じなんだね」 カエル顔の医者が答えるも、さすがにお手上げといった風情である。 「そんな……先生」 「可能性として御坂君は自分が死んだと思い込んでるのかも知れないね」 「……」 「AIM思考体として覚醒しないのもその為と考えられるんだよ」 「とうま、それだと難しいかも」 「インデックス、なんかわかるのか?」 「さっき言った幽体離脱なんだよ、死者を蘇生させる方法は古くから研究されてるの、反魂の術って聞いたこと無いかな」 魔術側の話しである。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/記憶鮮明!
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13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/24(土) 20 37 22.36 ID k6Kk8OrS0 [2/2] とりあえず、今投下出来るものを ツンデレにダイエットするって宣言したら http //tunder.ktkr.net/up/log/der2657.txt ※男ツンデレです ツンデレにダイエットするって宣言したら その1 「カナタ君、カナタ君っ!!」 『大声で呼ぶな。近寄ってくるな。うっとうしい』 「そんなっ!! 久しぶりだってのに、すっごく冷たいよ。せっかく可愛い女の子が傍に 擦り寄って来てるんだから、男の子ならもう少し嬉しそうな顔をしようよ」 『知らねーよ。可愛いかどうかは見る人次第だからとやかく言うつもりは無いけどな。た だ、堂々と自分から可愛いなんて言っちゃう恥知らずな痛い女とは知り合いにもなりたく ないな。だからあっち行け』 「あれ? 今、はっきりと否定しなかったよね? カナタ君的には、私の事…… どう思っ てるのかな? ね、ね?」 『しつこい奴だな。絡んでくんなっての』 「だって興味あるし。ちゃんと答えてくれたら、諦めて向こう行ってあげてもいいんだけ どなー」 『うるさいな。俺にもほんの一欠けらの情くらいはあるからな。ハッキリとした事を言わ ないのも優しさってもんなんだよ』 「うぐ。まるで厳しい答えを示唆するようなその発言。だけど私は負けないもん。ちゃん と、カナタ君から真実を引き出して、現実と向かい合わないと」 『日頃、現実から目を背けて逃げ回っている奴が、いけしゃあしゃあとよく言ったもんだ な。じゃあ、ウザいし暑苦しいから近寄って来て欲しくないと思ってるって言ったら、二 度と俺に近づかないのか?』 「う…… そ、その場合は、カナタ君にウザいと思われない女の子になるよう日々努力を しつつ、成果を確かめる為に、一日一回はスキンシップを試みてみようかと……」 『ちぇっ。何だかんだ言って、近寄ってくる気まんまんじゃねーか。じゃあ止めだ。懲り ないバカ女には何言っても無駄だって分かったしな』 「そ、そんな事ないよ。カナタ君ごのみの女の子に私を調教できるいい機会だと思って、 ここはほら」 『だからそういう言い方するな。他人が聞いたら絶対勘違いするだろうが』 「私としては、むしろ勘違いされたいかなーって。それでいっそ、既成事実化しちゃえば さ。カナタ君の頑なに閉ざした心も、少しは開いてくれるんじゃないかなって。エヘッ」 『ハァ…… もういい。話だけは聞いてやるから。終わったらとっとと去れ』 「あれ? いいの? もう少し文句言われるんじゃないかなって思ったけど、もう降参?」 『うるさいな。いくら言ってもお前、これっぽっちも人の言葉に耳を貸さないか、自分の 良いようにしか解釈しないじゃねーか。そんなバカには何言っても無駄だから、それなら 言う事言わせたほうが早いなって思っただけだよ』 「うーん…… こうもあっさりと引き下がられるとつまらないなー。もう少し会話のキャッ チボールを楽しもうよ」 『だから、お前は人のボールは取らないし、自分のボールはノーコンだしで、キャッチボー ルになってないだろが。いいから、とっとと用件だけ言え』 「えーと。私は、カナタ君の玉だったら、手に取って優しく包んでみたいなーなん――てっ!!」 ゴスッ!! 『だからそういう下品な冗談言うなっていつも言ってるだろうが!! 俺はそういうの嫌 いなんだよ』 「ううううう~っ…… グーで殴られたよ……いったああああ……」 『お前、頭のてっぺんなら丈夫だろ。少しは痛みでもって反省しとけ』 「ひどいよ、カナタ君っ!! 女の子には手を上げないとか、そういうフェミニズム的な 考えは持ってないの?」 『自分から下ネタに突っ込んでいくようなバカ女に対しては、そういう発想はないな。ま あ、これでも一応女だから、傷だけは付けないよう気は遣ってやってるけどよ』 「それにしては……今のはちょっと力こもってない? 頭だって叩き過ぎると壊れちゃう かもしれないんだよ?」 『日頃ドジッてあちこちに頭ぶつけてるんだし、頭蓋骨もいい加減頑丈になってんだろ。 それより、早く用件言わないと、俺は行くぞ』 「待って待って!! せっかくなんだしさ。一緒に帰ろうよ。どーせカナタ君も家に帰る だけなんでしょ? だったらいーじゃん。途中でドーナツとか食べてさ」 『嫌だ。お前と一緒に歩いていると、周りの人間に同類だと疑われるからな。それに、お 前足遅いから、俺の家での時間もその分削られるし』 「そんな、私の事おかしな人みたく言わないでよ。少なくとも外見的にはフツーの女子高 生ですよ? 他の男子から羨ましがるような事はあっても、変な人には見られないってば」 『中身がおかしいって事は自覚してんだな。よし、分かった。とりあえず歩きながら聞い てやる』 「やった。カナタ君がこんなにあっさり一緒に帰るの承諾してくれるなんて珍しいね。け ど、嬉しいな」 『安心しろ。話が済んだら、お前を置いて先帰るから』 「そんな、ひどいっ!! じゃあ私にも考えがあるもん。えいっ!!」 ガシッ!! 『何だよ? いきなり人の腕を掴まえて。鬱陶しい奴だな』 「フツー、女の子に腕組まれて鬱陶しいとは言わないものだと思うけど…… でも、これ でカナタ君も先には行けないよね?」 『だから歩きづらいから離せって。あと、胸を押し付けんな。暑っ苦しいから』 「そんな事言って、意識してるでしょ? ほらほら。いいんだよ。もっと感触楽しんでく れても」 『………………………』 「ま、待って待って。その指の形は何? 何か右手の親指と中指が輪っかを作って、私の おでこに狙いつけてるんですけど」 『今すぐ腕を離さなかったら、どうなるか分かってるよな? 一応言っとくけど、おでこ を隠しても、別の場所狙うだけだからな』 「カナタ君、顔がちょっと凶暴だよ。分かったってば。離すから、手は引っ込めて。でも、 せめて手くらい握らせてよ。いいでしょ?」 『しょうがねえな。けど、指絡ませるのはなしな』 「むー…… 恋人繋ぎをあっさり拒否されたよ。じゃあ、これで」 ギュッ…… 『何で、両手で握る必要あるんだよ? これじゃお前が歩きにくいだろが』 「いーんだもん。したいんだから。ねっ♪」 『…………ちぇっ。ま、いーけどよ。で、今度こそ話すんだろな?』 「うん。カナタ君的にはどうか分からないけど、女の子としては、ちゃんとした真面目な 話だよ」 『まあいい。とりあえず、言うだけ言ってみろ。内容次第では……そうだな。アドバイス くらいはしてやってもいい』 「ホントに? 協力してくれるの? だったらホント、助かるんだけど」 『アドバイスくらいっつったろーが。そもそも、話の内容も聞かずに、協力もクソもない だろが』 「そうだね。じゃあ、言うよ。ちゃんと聞いててね?」 『分かってるから。ほら、早く言え』 「コホン。それじゃあ……えーとね。私……実は、ダイエットを始めようと思います」 『ダイエット? お前がか?』 「そう。だからカナタ君。協力して」 『何だ、そんな事か。そんなの、断わるに決まってるだろ』 「容易く引き受けてくれるのかと思いきや、バッサリと断わられた!!」 『当たり前だ。そんなどうせ失敗が見えてるのに、いちいち協力するバカがいる訳無いだ ろ。時間の無駄なだけだ』 「だから私一人だと失敗するから、こうしてカナタ君に頼んでるのに~っ!! 何でこう も冷たいわけ?」 『どうもこうも、お前にはいつだって冷たいだろ。優しくしてやった記憶なんて一度たり ともないが』 「だったら、せめて今くらいは愛を!! いや、愛とまではいいません。お慈悲を下さい!!」 『そもそも、さっき帰りにドーナツ食べようとか言ってなかったっけか? お前、本当に ダイエットする気あんのか?』 「ギク!! え、えーとそれは……明日からやろうかなーと」 『明日から、明日から……か。そう言って明日が永遠に来ない奴が一人いたな。俺の知り 合いにも』 「へ、へー。よくいるよね。そう言って嫌な事を先延ばし、先延ばしにする人って。何か と理由付けるけどさ。結局自己管理が出来ないだけなんだよね。そういう人って」 『お前の事だアホたれが!!』 「イタイイタイイタイイタイ!! 頭ぐりぐりしないでってば!!」 『全く。勉強だって部屋の掃除だって、いつも明日明日ってなあ…… お前のおばさんに この間、ウチの孝美を根本から鍛え直してやって下さいってお願いされたぞ。私が言って も、ちっとも懲りないからって』 「お母さん…… 身内の恥を、よりにもよって幼馴染の男の子にバラさないで下さい……」 『バラすも何も、お前自分で自爆してるだろうが。あと、恥と自覚してるなら、もう少し 自分で直す努力くらいしろ』 「い、一応努力くらいはしてますよ? だけどさ。お掃除って始めるとさ。ついつい見つ けた昔のアルバムとかマンガとか読み返したくなっちゃわない? それで気が付いたら日 が暮れてたりとかさ」 『だから、そういうのが自己管理がなってないって言うんだ。大体、普段の掃除でいちい ち棚をひっくり返すような掃除しないだろ。床にあるもの仕舞って、掃除機かければそれ で十分だろ。普段やりもしないくせにいざ取り掛かろうとすると、無理に大掃除しようと するからそうなるんだよ』 「……さすがカナタ君…… 私の性格は逐一よくご存知でいらっしゃる……」 『残念ながら付き合い長いからな。ダイエットだってあれだろ? この間健康診断で始め て体重が去年より増えてる事に気付いて慌てて始めようとしてるんだろ?』 「そうなの!! だって5キロも増えたんだよ? 5キロも。ありえない増えっぷりだよ。 そうだ。きっとそれは、おっぱいに全部脂肪が付いたんだよ。きっとそうだよ」 『どれ? ちょっと腹の肉触らせてみろ』 「イタッ!! ちょ、ちょっと待って。それ、触ってるというよりつまんでるから!!」 『なるほど。スカートが前のサイズなだけに、いい感じで腰周りに肉が付いてるのが分かるな』 「だから止めて。お腹の肉はダメ!! 揉むならおっぱいの方で!!」 『でかい声でそういう事叫ぶな!! 人が聞いたらどうすんだよ。つか、お前はもう少し 女としての慎みを持てといつも言ってるだろうが!!』 「ふぁがふぁがふぁが!! あごふぉふかむのやめふぇえ~っ!!」 『全く…… 普通の女子なら、せめて週一で体重計に乗って、食事制限とかするだろ。見 境なしにパカパカパカパカよく食べるからだ』 「だって、秋は色々と美味しいんだもの…… 特にスイーツとか……」 『まさに自制心がゼロですって告白してるようなものだな。何となく肉が付いて来た事く らい、普通自覚するだろ』 「ごめんなさい。現実と向き合いたくありませんでした……」 『いっそ現実に目を背けて生き続けて行ったらどうだ? お前にはむしろ、そういう生き 方の方が似合ってるだろ』 「一つ、聞いていい? カナタ君はデブでもオーケーですか?」 『冗談言うな。今はまだギリギリ許容範囲だけどな。これ以上太ったら、近寄るたび蹴飛 ばすから。足の届く範囲内ならな』 「ひど過ぎる!! 私、これでも一応女の子なんだよ? 女子に暴力振るう男の人って絶 対世間から後ろ指差されるよ」 『普通に近くにいるくらいならまだしも、お前の場合これでもかと擦り寄って来るからな。 多分、自制しようとしても無理だと思う』 「本能的に攻撃とか、野生過ぎるよ。あああああ…… 食べたい。カナタ君にもくっ付き たい。けど、蹴飛ばされたくないよお……」 『だから、ダイエットするんじゃなかったのかよ。もう挫折しかけてんのか。早過ぎるだろ』 「だから、カナタ君に協力をお願いしてるんじゃない。カナタ君ならきっと、私の口に含 んだスイーツを、強引に口に指を突っ込んででも、吐き出させるから」 『なるほど。手段は問わず、弱い自分を徹底的に矯正して欲しいから俺にお願いしてると いう訳か。お前も、そういう所はよく分かってるんだな』 「一応、何度も失敗してるから…… だからお願いカナタ君!! ダメな私を徹底的に調 教して、あなた好みの女にしてください!!」 『だからどうしてお前は、いちいちいちいちエロを連想させる言葉を並べるんだ。頭の中 は淫語だらけなのか? ええ?』 「カ、カナタ君を前にするとつい…… エッチな女の子は嫌い……ですか?」 『恥じらいのない女はあんまり好きじゃないな。俺好みの女になるってんなら、まずそこ から改めろ。でなきゃ、諦めろ』 「そんなぁ…… それよりダイエットだよ。お願い。今度ばっかりは真面目に減らしたい の。だから協力して」 『ハァ…… まあ、俺もデブデブに太ったお前に付きまとわれるなんて悪夢はみたくない からな。分かった。協力してやらんでもない』 「ホントに? やった、嬉しい!! あああああ……神様。カナタ君がこんなにも素直に 私のお願いを聞いてくれるなんて、これってやっぱり愛の力なのかな?」 『たまたま利害が一致しただけだろ、アホ。一応言っておくが、別にお前にくっ付かれた いって訳じゃないからな。俺が嫌がっても勝手にくっ付いてくるし、しかもそれがデブだ なんて最悪だから、せめて耐えられる状況にしたいってだけだからな』 「その言い回し方……もしかして、ツンデレ?」 『死ね。つか、俺は別にいいんだぞ? くっ付いてくるたびにどうなるか、体でもって覚 えこませてもな』 「拳をパキポキ鳴らさないで!! それ、どう考えても痛い方だよね? 恥ずかしいけど 気持ちいいとか、そっちの意味じゃないよね?」 『分かってるならいちいち確認するな。とにかく、これ以上ふざけた事言うなら、一切の 協力は拒否するぞ。いいな?』 「うう…… どうぞ、宜しくお願いします」 『よし。最初からそう言って、謙虚に頭下げればいいんだよ。それを変にふざけたりごま かしたりするから、話がややこしくなるんであって』 「分かったから、もう真面目にやるから。で、どうする? これから作戦会議でもしよう か。ドーナツ屋さん行って」 『3秒でダイエット崩れてるじゃねーか。無論、やるとなったら今からだ。ちなみに、やり 方は俺流でいいな? お願いしてる以上、異論はないよな?』 「えーと…… 痛いとか辛いとかはないよね? ちゃんと手取り足取り、優しく面倒見て くれるんだよね?」 『アホか。何で俺が始終面倒見なくちゃいけないんだよ。俺はキッカケ作りをして、背中 を押すだけだ。どうやって体重を減らすかは、自分で考えろ』 「そんなあ。お願い。付きっ切りで面倒見てよ。毎日うち泊まっていいから、ご飯もお風 呂も寝るのもずーっと一緒にいようよ」 『絶対お断りだ。とにかく、今からお前の家まで行くからな。走るぞ』 「走るって……え、ちょ、ちょっと待ってよカナタくーんっ!!」 『うるせえ。ちゃんと付いて来なかったら、置いてくからな』 「そ……そんな……ハア……ハア……待ってってばーっ……」 「ハアッ……ハアッ……ゼイゼイ……ヒィヒィ……」 『たかが5、6百メートル走ったくらいでヘバるとか、情けねーな。ホント、運動不足もい いところだろ』 「ハア……ハア……カナタ君が……足速すぎるのが……悪いんだよ……ハアッ……ハア……」 『とっとと呼吸整えて、部屋に上がって着替えて来い。出来る限り薄着でな』 「え? 薄着って……カナタ君、もしかして……」 『アホ。体重の基準値見るのに、服ゴテゴテ着てたら計れないだろ。出来ればTシャツ短 パンがベストだがな。まあ、寒いだろうから部屋着程度でいいぞ』 「むーっ!! ダメだよ、カナタ君。女の子の体重は超重要機密事項なんだから、男の子 は見ちゃいけないものなんだよ」 『やかましい。ダイエットに協力しろって言ってんだから、知る権利くらい寄越せ。ゴチャ ゴチャ言ってると――』 「わ、分かったよもう。それじゃ着替えて来るから、覗いちゃダメなんだからね!!」 『誰が覗くか。つか、そう言って敢えて意識煽ってるだろ。俺は洗面所で待ってるけどな。 変に時間掛けるなよ? 肌の手入れだとか、勝負下着に着替えて来たとかそんな事で待た せたら承知しないからな』 「あうう…… 行動パターン全部お見通しですか…… やっぱりカナタ君って、私の事一 番良く知ってくれてるんだね。嬉しいな」 『そこ、喜ぶ所じゃないだろが!! いいからとっとと行け!!』 「は、はいいっ!! 全く、怒りっぽいところだけは絶対直すべきだと思うんだけどなあ……」 「着替えてきました、隊長」 『よし。それじゃあ、さっさと乗れ』 「……ホントに、カナタ君も見るの?」 『恥ずかしがってる場合じゃねーだろ。安心しろ。お前の体重は誰にも口外しないから』 「カナタ君に知られるのが、一番恥ずかしーんだけど、なぁ……」 『だったら俺に頼る方が間違ってるだろ。どのみち、そのお腹でお前の恥なんて全部さら け出してるようなものだろ』 「人に誤解されるような言い方しないで。それじゃ、私がまるでデブデブのブクブクみた いじゃない。ほんのちょっとだけ、スリムじゃなくなってるだけなのに」 『大丈夫だろ。他に聞いてる奴もいないんだから。ほれ、早くしろ。いい加減時間の無駄 だ』 「はーい」 ギッ…… 『58キロ…… お前の身長から判断すると、やっぱちょいデブだよな』 「口に出して言わないでええっ!! これを何としても、53キロに落としたいの。去年は、 食べてもあまり太らなかったのに……ううう……」 『中学の時は、部活やってたからだろ? 高校入って帰宅部になっても同じだけ食ってた ら、そりゃ太るわな』 「ねえ、どうすれば痩せると思う? やっぱり食事制限? それとも運動かな?」 『まあ、両方だろ。それに関しては、一日の摂取カロリーの上限と、運動メニュー作って やるから、やるやらないはお前次第だな』 「それが出来れば苦労はいらないよ。無理そうだから、カナタ君に強制的にやらせて貰え るようお願いしてるのに」 『そこまで付きっきりでやるつもりはねーよ。ただ、やらなくても勝手だけど、その場合 はお前との距離も遠ざかっていくだけだけどな』 「え? 何それ? デブは嫌いだから近寄るなって事?」 『それもあるけどな。お前が一番嫌がるのは何かなと思って考えた事だ』 「ゴメン。意味が分からない。ちゃんと説明してよ」 『つまり、さっき計った体重マイナス5キロが目標何だよな?』 「うーん…… まあ、一応そういう事になるのかな? 去年の私の体重がベストだと思っ てるし」 『だからその数字を1メートル未満として、1キロオーバーするごとに1メートルずつ、 俺に接近できる距離を伸ばして行くから』 「……つまりそれって、54キロだとしたら、カナタ君の半径一メートル以内に入っちゃダ メって、そういう事?」 『理解出来たか。その通りだ。いつもべたべたくっ付いてくるお前には、ちょうどいい制 限だと思ってな』 「じゃあ……じゃあ…… このままだと、カナタ君から5メートル以上離れて暮らさなく ちゃならないの? そんなのってないよ!! 無理だよ!!」 『無理だっつっても、明日からは物投げてでも近寄らせないから。あと、当然お前の友達 にも協力して貰う。あと、おばさんにもな』 「ひどいよカナタ君!! そんなに私とのスキンシップがイヤなの? 私は愛情を込めて、 くっ付きたいって思ってるのに」 『俺は別にくっ付きたくもないけどな。まあ、距離を縮めたければ、俺のスケジュールに 沿って、キチンと体重減らせ。ちなみに、毎日体重計のメモリを携帯で写真に撮って、メー ルで俺に送れ。やらなかったら、前日+1キロとみなすから』 「そんなあ…… 1キロ2キロなら何とかなるけど、5キロ減らさないと手もつなげないな んて辛過ぎる……」 『まあ、せいぜい努力するんだな。ダイエットメニューは、後でメールで送ってやるよ』 「あう。カナタ君、待ってよ。せめてもう少しだけ傍にいてってば!!」 『こっちもあんまりお前に時間使いたくないんだよ。これだけでも、十分過ぎるほど協力 してやってんだ。ありがたく思っとけ。じゃな』 「あ…… ううううう…… 食べ物の誘惑とカナタ君と、しばらくはどっちも我慢だなん て……辛いなあ……」 『全く、手間の掛かる奴だ。まあ、アイツの性格上、あそこまで言っておけば、ちゃんと やるだろ』 「(カナタくーん。今朝の体重見た? 52キロだよ? ということは、一日カナタ君にベッ タリしてていいってことだよね?)」 『(アホ、止めろ!! 体押し付けるなって。頬スリスリするな)』 「(ダメダメ。約束だもんね。エヘヘ~~~~……)」 『……ってことは、さすがにないよな。ていうか、何考えてんだ俺は全く……』